週刊文春で連載されていた
クドカンのエッセイ。ドラマや映画や舞台などだけではなく日常生活など広い意味で人が発したセリフをテーマに描かれています。日常のお話も娘さんのお話も面白いんだけどドラマっ子としてはやはりお芝居に関わるお話がとっても興味深かったです。脚本家として、監督として、役者としてお芝居に向き合っている
クドカン。それゆえに色んな角度からものが見れるんだろうなあと思います。制作の裏側がちょっとのぞき見えるようなエッセイになっていて中々に楽しかったです。もちろん、普通のエッセイとしても十二分に面白いのでドラマに興味がない人でも楽しんで読むことができるはず。やっぱり私は
クドカンから紡ぎだされることばが好きなんだなあと改めて思いました。