書店員ミチルの身の上話

うわーこの浅はかなウソのつきかたないわーこれはひどいわーって思いながら見てました。たぶんだけど、今までもこうやってミチルは生きてきたんでしょうね。でもってウソをつくことに全く躊躇も罪悪感もないあたり、天然すぎて怖い。
出版社勤務って金持ってるのねー既婚者だから給料=おこづかいってわけじゃないのに愛人にばんばか金渡してるなんてすごいわーと思ってたら、ミチルの不倫相手残業装って領収書の改ざんして経費をちょろまかさそうとしてましたね。ということはたぶんだけど、ミチルのみではなく彼女に関わった人たちの人生の歯車が狂っていくっていう話になるんですね。なるほどねえ。
登場人物の誰にも共感できないし見終わってざらっとした気持ちが残るんだけど、何故か見てしまう。キャストが魅力的なのと物語に漂う露悪的な空気が嫌いじゃないからなのかもしれません。とりま継続中。