安堂ロイド

想定していた以上にSFドラマでした。SF風味を利かせたラブストーリーかと思ってたのにガチでやるきですね。ワーオ、チャレンジャー。それだけに視聴者を選ぶんじゃないのかなあと思いました。従来の日曜劇場見てる視聴者層や木村ドラマファンは振り落とされちゃうでしょうね。数字は伸びなさそうに感じます。それだけに、TBSお得意の初回2時間スペシャルをやめて15分拡大にとどめておいたのは正解なのではないでしょうか。
木村さんの使い方としては面白いなあと思いました。だってさ、まさか消耗品な設定の木村拓哉なんて思いつかないしやらせないでしょって思うもの。私はこういう木村さんは嫌いじゃないです。
ただ、桐谷美玲と本田翼の役はアニメチックすぎて安っぽく見えるのがなんだかなあという感じ。あえて外してみたってことかもしれないが、それ滑ってるよ。せっかくSFをガチでやるんだったらそういう細部を安っぽく見せない作り込みは大事にしてほしいなあと思うのです。
役者を揃えてゴールデンでSFドラマをやるというチャレンジがどこまで成功するのか、それが気になります。たぶん数字的に成功するのは難しいでしょう。だけど、中身で成功することはできると思うので頑張ってほしいなあと。基本SF苦手だけどQ10は楽しんで見れたし、見せ方次第ではちゃんと成立すると思うんです。色んなジャンルのドラマがあったほうのが面白いのでそこのところをお願います。