ブラバン

ブラバン

ブラバン

タイトルからして青春ものなのかなあと思ったら、青春時代の回想と40代になった今との間をいったりきたりする形式でした。どうもこの行き来がしっくりいっていないように感じて最後まで話に乗ることができませんでした。どちらかに絞ったほうのがもっとすっきりしたんじゃないのかなあって。吹奏楽の話というだけあって登場人物が多い上に時制があっちいったりこっちいったりで読みにくさを増していたように感じてしまいました。テーマ自体は悪くないと思うんだけどなあ。