フィギュアスケートはじめました。

フィギュアスケート好きが高じて実際にフィギュアスケートを始めてしまった筆者の大人のフィギュアスケート教室のお話。フィギュアスケートって子供の頃にはじめて多くの選手が20代半ばには引退してセカンドキャリアを歩み始めるスポーツというのが多くの方の認識だと思います。私もそうだったもの。だけどスケートって生涯スポーツにすることもできるんだよっていうのがこの本なのです。教室には80代の方もいらっしゃってアダルトというカテゴリーのフィギュアスケートの大会に出ている方もいるそうです。へーいいなーいいなー楽しそうだな! というのがこの本読んでの私の感想です。大人のバレエ教室とはか聞いてもフィギュアスケートを習うならばやっぱり子供じゃなきゃダメなのかなあと思ってたから、そうじゃないよっていってもらえるのはやっぱりいいなあと。フィギュアスケートって全身運動なんですよね。足元だけ動いてるように見えてもそうじゃなくて手の動きなど体全体が連動しています。試しに手の動きを封じて滑って見るとよくわかるそうです。
フィギュアスケートのバッジテストは初級から始まり1級から8級まであります。全日本に出るには7級が必要。筆者は初級を受験するんですが*1、これが案外といっては失礼だけど難しいものなんです。習っている人にしたら初級なんて簡単なんじゃないのかなって思ってたけどそんな生易しくはないのです。筆者は3年ほど週1でフィギュアスケート教室に通って初級教室から中級教室へとステップアップをしています。それでも初級の課題は難しかったそうです。そういう話を知ると、ますますスケーターってすごいんだなあって尊敬してしまいます。どうしてもジャンプなどの見栄えのする派手なエレメンツに目がいきがちだけど、それ以外の細かなとこもやっぱりすごいんですよ。同じような動きでも氷の上と陸上では全く違うしそういう難しい事を見てる側に簡単そうに見えるように行うというのは本当にすごいことです。
教室行きたいってほどではないけれど、この本読んで久しぶりに私もスケートしたいなって思いました。2年くらい前に行って以来やってないものなあ。すいーすいーって滑れたらどんなに気持ちがいいかな。健康のためにも久しぶりに足を運ぶかな。

*1:初級のみスケートクラブに所属していなくても受験できるそう。ちなみにだけどコブクロの大きい方こと黒田さんは2級を持っているとのこと。2級に合格するにはループ・フリップ・ルッツジャンプにコンビネーションジャンプ、これらを組み込んだ2分間のFSを滑らなければいけないそうです。すげー。