シュークリーム・パニック Wクリーム

3つの短編を収録した短編集。3つのお話の中では一番最初の「限定販売特製濃厚プレミアムシュークリーム事件」が一番好き。体質改善セミナーに参加して絶食中のメタボな男性4人組にかけられた嫌疑はシュークリーム盗み食い疑惑。さあ、一体誰の胃の中にシュークリームが消えてしまったのか、その謎を無事解けるのだろうか。というお話なのですが、事件そのもののアホらしさに加えてオチのアホらしさもかわいいものです。あーアホだなーってスカッとできるのも読書の楽しみの一つです。根詰めた本もいいけどたまにはこういう息抜き本だって必要だものね。