響け!ユーフォニアム

あー面白かった! ついったで評判が題材が吹部ということでじゃあ娘と見るかなあと軽い気持ちで見てみたら、思いのほかぐぐぐっと前のめり視聴となりました。久々に自主的にアニメ視聴したんですが、アニメっていいものですね。私のオタクの原点が二次元にあったという事を思い出しました。
響け!ユーフォニアム」は京都府にある高校の吹奏楽部を舞台にしたアニメです。過去には全国大会へとコマを進めたことがあるものの、近年は府大会止まりでした。そんな彼らが全国大会へと夢見て吹奏楽に打ち込むお話です。これね、何がすごいって1話1話の密度がすっごく濃いんですよ。アニメは1話30分。しかし、たった30分されど30分なのです。30分ってこんなにもドラマチックに物語をすることができる時間なんだなあと。すごいなあ。
吹奏楽は1人では成立しません。みなと音を重ねることによって音色を紡いでいきます。描かれる部活あるある、チームものあるあるには苦い思いをしたりしながらも良質な物語を堪能できる幸せをかみしめたものです。
最終回は泣いたね、泣かずにはいられなかったですね。京都府大会の1日を描いたのが最終回だったのですが、大会当日の朝の様子、出番を控えて高まる緊張感、本番の舞台の上で演奏するメンバーたち、舞台裏の控えのメンバーの様子、楽譜に書かれたメッセージ、結果発表。その全てが胸に迫ってきてたまりませんでした。あーもうみんな大好きだよ!っていって抱きしめたい気持ちでいっぱいになりました。
とりま、早いとこ2期制作決定の一報が入るのを待っています。だって原作まだあるんだもの。やろう、やりましょう。ちなみにですが、私原作まとめて購入しました。だってユーフォニアムとこれでお別れなんて寂しすぎるんだもん。まあそうしたら速攻で娘にとられましたがね。長女はともかく次女には感じが難しくて読めないんじゃないのかなって思ったのですが、そんなの関係なく読んでます。すごいなあ、好きって色々なものを超えてくんですねえ。とりまお母さんも早く読みたいので、読み終わったら返してね。