「したくない症候群」の男たち

カウンセラーである著者が仕事を通して出会った男性たちの中から特徴的なケースを5つに分けて紹介しています。昔、子供の頃に臨床心理士になりたいと思っていた時期があったけど、こういう本を読むと自分にはとても務まらないなあと思います。だって、カウンセリングに来る人って基本的に自分の話を聞いて受容して欲しいわけじゃないですか。勿論、ただ受容しているだけじゃダメなんだけど、カウンセリングにおいて受容は大事なことなのは変わりないです。でも、私こんな話聞けないや。
こういう仕事してる人って自分自身のメンタルヘルスの管理もしなきゃいけないし大変だなあ。著者も出かける時に部屋を確認しなきゃ気がすまない強迫行為に悩んでいた時期があったって書いてるけど、患者さんの前では毅然としたカウンセラーでいなきゃいけないわけで。大変だ。