誘拐者

誘拐者 (文春文庫)

誘拐者 (文春文庫)

新生児誘拐事件によって人生を狂わされた人たちの話。うーん面白かったとは思うけど、いかんせん長すぎです。文庫で570ページ以上って。いや、長い話も好きだけども途中ちょっとだれちゃったんだもの。途中、手記を入れたり一人称を彼女としてみたり色々とトリックをしかけてきてて、趣向としては好みでした。が、やっぱ長いよなあ。
前に読んだ時も思ったけど、折原一の本は共感したりして読む本じゃあないですね。完璧に傍観者として読む本。