君がいなくても平気

君がいなくても平気 (カッパ・ノベルス)

君がいなくても平気 (カッパ・ノベルス)

恋人が殺人事件の犯人だとふとしたことで知った主人公は自らの保身のため、彼女との別れを決意する。が、何故かいつも以上に燃え上がる2人の下半身。はたして彼の出す結論は? という話です。まあこの主人公のしょうもないことったらないです。彼女を切る理由も自分勝手だし、いざ切ろうとするもののいつも以上のおあつい夜を過ごしちゃうあたりもおバカな感じです。でもって彼が最終的に思ったこともなあ、なんていうんだろう、男の勝手な想いっていうか。石持さんじゃなければ読んでないです。
なんて文句をタラタラ書いてるけど、読んでる最中はそこまでいやな感じじゃなかったんだよなあ、不思議と。なんでなんだろうと思ったら、石持作品だからとしか言いようがない。