フリーター、家を買う

重い、重すぎるよ。火曜日の9時に見るには重すぎました。最終的には落ち着くとこに落ち着いてほっとできるいいお話になるっていうのは分かってるけどちょっと凹みます。
誠治(二宮和也)のあのどこにでもいそうな感じとかがたまらなく見ててきついです。わかるなあってとこと何やってるんだよっていらっとするとこと両方あってニノうまいって思いました。こういう役ってなんだか逆に新鮮だわ。
そして寿美子(浅野温子)が少しずつ壊れてく感じもこれまたうまい。特に表情がなくなっちゃって仮面つけてるみたいになってるとことか。演じるにあたって神経使う役だけに難しいだろうけどさすがの好演です。
ドラマの内容からはちょっと離れるけれど、やっぱ親子では育った時代が違うだけに中々相互理解は難しいのかなーという風に思います。親子ほど離れていなくとも10歳違うだけでだいぶ違います。それをお互いに理解するためには相当の努力をしなければいけないんじゃないのでしょうか。もちろん、ドラマはそこら辺をうまく乗り越えて最終回までもっていってくれると思います。物語においてそういうファンタジーは必要だと思うから。