あと少し

卒園まで2カ月を切り、卒園準備が徐々に始まっています。その一つとして卒園文集の原稿を書きました。
私の通っていた幼稚園は保護者が子供の思い出を作文に書くという方式*1だったけど、こちらの幼稚園は真っ白な紙を1枚渡されて親子でお好きにどうぞという方式。写真を張ったり子供に「幼稚園で楽しかったこと」「将来の夢」などを書かせてみたり絵を書かせてみたり親からのメッセージを書いてみたりと結構みなさんバラエティに富んでいます。さて、今回はどう書こうかしらと思い、長女の卒園文集を出してみました。そしたらもう、面白いのなんのって。子供たちが書いた部分は「ああ、かわいいなあ」「そうだよね、年長のリレーはみんな燃えたものだよね」「発表会もよく頑張ったよねえ」などと非常に感慨深く感じられました。一方の親からのメッセージは「だいすきな○○ちゃんへ」であったり「がんばりやの○○くんへ」といった具合で始まり、短いながらもストレートなメッセージにジーンときたものです。でもって先生からのメッセージもこれまたいいのですよ。各担任の先生からの1年間を振り返った話に始まり「せんせいはみんなのことがだいすきだよ」「みんなにあえたことはせんせいのたからものだよ」なんてさ、いいじゃあないですか。ステキじゃあないですか。愛にあふれた文集にもらい泣きしそうになりました。
卒園文集を久々に開いて思ったんだけど、これは子どもたちが大きくなったときの思い出の品であると同時に「私はあの頃こんなに愛されてたんだ。大事にされてたんだ」っていうしるしにもなると思うんです。また、親としても「あの頃、あの子はこんな風だったのね」「あの頃感じた想いを忘れちゃいけないよね」という効果もあるのではないかと。ページをめくればいつでもあの頃に帰れる。それが文集なのだなあと感じました。

*1:確か自転車に乗れるようになった話を母が書いてくれたような気が