それでも、生きてゆく

どうするんだろうか、このドラマ。どう落とし所を持っていくのか全くを持ってわからない。いや、想像はするんだけどいい想像ができないといったほうのが正しいのかも。だってさー文哉がいなくなってしまう、それも他殺ではない形で以外考えられないもの。うーん、ほんとどうするんでしょうねえ。
文哉ってみなと違った物語の中を生きてる人なんですよね。だから彼には言葉が通じない。響子がいったことも双葉がいったことも何にも響かない。コミュニケーションが全くを持ってとれない。これってすごく恐ろしいことだと思います。だって物語だから他人事でいれるけど、もしどうしてもかかわらなくてはいけない距離感の人にいたならばどうしたらいいのか途方に暮れてしまうもの。
文哉の人を超えた何かは走りにも表れてたと思います。ドラマの中で走るというのはよくあることだけど、あそこまでの本気走りってそうは見ないです。あの身体能力が文哉が異物である事をさらに印象付けてた感はあったんじゃないのかなーと。
ラスト近く、洋貴から双葉への留守電告白にはまいりました。まー坂元センセったらなんてロマンティストなのかしらって。「心は好きな人からもらうもの。亜紀からもらったし母から父からももらった。遠山さんからももらいました」ってさー*1。たっはー! 洋貴のあまりの乙女っぷりにくらくらしそうになりました。少女漫画のセリフみたいよ。なので案外ラストはロマンティックな終わりになるのかしらとも想像したり。
そういえば、今回洋貴VS文哉では文哉が勝利して逃走してたけども前回響子と戦った時は引き分けて逃げていってましたよね。響子が予想外に戦闘能力が高かったことが証明されて驚きでした(笑)

*1:意訳なので細かいニュアンスは違うかも。