ドン★キホーテ

最終回だからといって特別な事が起こるわけでもなくいつも通りの展開を見せながらの最終回でした。しかし盛り上がりがなかったかという事そんなことなくて、むしろこのドラマらしいなあと思いました。
城田とともに自転車乗ってあちこち回りながら帰ってきた女の子が母親に向かって外で感じた事を喋るシーンが地味によかったです。あそこで娘のためを思ってとはいえ家に閉じ込めっぱなしで外の世界に触れさせないことを責めるでもなく、ただただ感じたままを喋ってるっていうのがねえ。ああ、子供ってこういうとこあるよなあってその純粋さが母親の心の壁を少しだけ崩してくれたのかなあと思うとほっこりしました。まあ、それとは別にあの母親すごいよなあとある意味尊敬のまなざしを向けたのは私です。だって幼稚園通ってるぐらいの子供でしょ? それを外に連れて行かずにずーっと家の中で相手し続けるのってすごいと思うもの。体力だって持て余すだろうに。
とにかく松田翔太の当たり役だと思うので、またそのうち見てみたいなあなどと。春先ぐらいにSPドラマなんていかがでしょうか。なーんてね。