NHKらしい手堅い作りのドラマでした。中だるみすることなく最後まで突っ走ってくれたし満足。
このドラマでの収穫は高島令子でした。彼女ああいう役もできるんですねえ。保険に翻弄されたが故に今度は保険を逆手に使ってしたたかに生きてやろうとする女性をうまく演じてたと思います。途中、雨の日に赤い傘を持って「あーめあーめふーれふーれかーあさーんがー」と歌うシーンがあったのだけどこれがもう怖くて怖くて。ホラードラマじゃないよね？って確認したくなるぐらいの怖さでした。
しっかし保険って怖いですね。保険がというかお金がか。お金って大事だけど、人生狂わせる恐ろしいものでもあるよなあと。人生そこそこが一番いいのかもしれませんね。でも、その「そこそこ」っていうのが実は一番難しかったり。
