ポトスライムの舟

ポトスライムの舟 (講談社文庫)

ポトスライムの舟 (講談社文庫)

なんていうか読んでるだけで精神的にすり減る話だなあと思いました。いやね、そんな中にも小さな希望が描かれてはいるんですよ。でもそれを凌駕するほど圧倒的絶望のが強すぎるように私は感じました。だってさ、もっと遠い未来*1のこと考えたら気が滅入ってきそうだもの。すっごい閉塞感。読んでる私の気分っていうのもあったのは間違いないけど、なんか落ち込みました。世知辛い世の中よねえ。

*1:でもそれは本当の意味で遠いんじゃなくてきっとあっという間の未来なんだと思う。