鍵のかかった部屋

私にしては珍しく原作よりもドラマのが好みな作品でした。意外。最終話のラストにて原作の榎本とドラマの榎本のキャラが重なるようになってて面白いなあと思いました。ここをゴールに据えてたからこそ、シリーズ1作目である『硝子のハンマー』をラストに持ってきたのでしょうね。
月9テイストのドラマではなかったけれどそのためか私にとっては見やすいドラマでした。榎本と青砥のラブがあるのかと思いきや、結局何にもなかったしね*1。コミカル浩一もいい味出してたし、こういう感じのアレンジならば私は楽しいのでいいなあと思います。原作つきのドラマをどう映像化するのかのひとつの答えとしても私は十二分に楽しませてもらいました。

*1:でもそれ正解。何でもかんでも恋愛絡めれば面白くなるかと思ったら大間違いだもの。