紀伊半島の旅 その2

和歌山2日目は朝食後、露天風呂へ。せっかく温泉街にきたんだしね。
そして、今回の目的地であるアドベンチャーワールドへ。長女が自由研究でパンダについてやりたいというので*1パンダを重点的に見ました。


朝一のパンダは寝てる子もいたんだけど、もしゃもしゃ元気に竹を食べてました。展示されてたパンダは8頭中5頭。かわいかったー! ガラス越しに間近で見ることができて満足。人も思ってたほどおらず、好きなだけパンダが見れるのもよかったです。
お次にパンダを見に行ったのは1時半のパンダウェイクアップタイム。パンダのごはん何度おやつタイムなのです。今回は最年少の双子パンダの海浜と陽浜*2

運動場に出てきてもしゃもしゃしててこれまたかわゆし。ひたすら竹を食べてる方が妹の陽浜でおやつを食べてうろうろしてるのが兄の海浜

途中、おやつをカラスに横取りされてしまい、カラスが怖い海浜は上へと避難。でもって避難してみたらば、ちょうどミストが当たる場所を発見して涼んでました。ちょこんと座ってるほうの写真が涼んでる方です。

その後、カラスがいなくなって落ち着いたのか下へ降りて飼育係さんの出入り口に向かっていって立ちあがりどんどんと叩いて「涼しいお部屋に帰りたいの、開けて」とアピールする海浜。食事も終了し、飼育係さんが猫扉ならぬパンダ扉を開けてくれました。しかし先に帰っていったのは陽浜。海浜はしばし扉から出てくるであろう飼育係を待っていました。こうやって観察してるとパンダも1頭1頭性格が違うのがわかって面白いなあと思いました。
そして、3時からのパンダ教室も聞きにいきたいという長女の要望で本日3度目のパンダ詣。パンダ舎の前で飼育係さんによるお話を聞いてきました。ちなみにその時間、パンダはすやすやと夢の中状態でしたが。パンダ教室ではパンダについて色々なお話を聞けました。お話の後に少しだけ質問できたりして面白かったです。
末っ子のチビッコ双子パンダたちは竹を通常の大人パンダの半量である10キロまで食べることができるようになったものの、まだまだミルクが大好きでミルクを見ると大喜びで飲みにくるそうです。パンダは生きた化石ともいわれ、元々肉食であったパンダ、今は竹を食べるものの胃は肉食時代と変わらないためあまりうまく消化できないのでそのまま未消化で出てくるとのこと。割とグルメで気にいったのしか食べないためたくさん竹を準備しているそうです。ただ、愛浜は割となんでも食べてくれる子なのでほかのパンダの食べ残しでも平気で食べてくれるありがたい子だとか。白浜のパンダファミリーのお話も聞けて、現在は8頭の家族だけど、亡くなってしまったパンダや中国に帰してしまったパンダもいるので結構なビッグファミリーなのです。何故にこんなにもビッグファミリーになったのかというと、子育て上手な母パンダと飼育下では貴重な自然交配ができる父パンダに恵まれたというのが大きいそうです。もちろん、飼育係さん達がとってもうまくやっているからというのも大きいですが。お話を聞く限り、パンダに大きな愛情を注いでるのだなあというのがよく伝わってきたもの。現在、母パンダ良浜に妊娠の可能性がありうまくいけば来月か再来月に出産予定だそう。父パンダである永明にとってたぶん最後の恋になるので*3無事出産してパンダが育つといいなあと願います。

*1:長女は自由研究は必須課題ではないんだけど、やる友達がいるので自分もやりたいとのこと。ちなみに次女は必須課題。本人以上に私の方が戸惑っている。

*2:8月で2歳になるそうです

*3:現在永明は20歳。パンダの年齢を人間に換算する場合、3かけになるそうなのでまあそりゃ最後の恋になるでしょうねえ。その後は余生をまったり過ごすことになるそうです。