奈良ぶらり旅

残り少ない夏休み、もうひと遊びしようという事で日帰りで奈良に行ってきました。小学校の修学旅行以来の奈良、暑かったけど楽しい1日でした。無理せずまったり観光しようという事であんまり回れなかったけど、その分せかせかした感じじゃなかったのでそれはそれでありだったのかも。次回なら行くときはもっと違ったエリアも回りたいなあ。以下長いので畳みます。
早起きして一路奈良へ。最初に足を運んだのは春日大社

さすが世界遺産立派な造りです。

大杉もこれまたご立派でした。長女が「何人で手をつないだら囲めるのかなあ」とつぶやいてたほど。ちなみに周囲は8.7メートルだそうです。樹齢は800年から1000年ほど。

奈良の顔になったせんとくんにもご対面。
このまま東大寺を見に行こうかと思ったんだけど、お店が混む前にご飯を食べようという事になり少し戻ってランチタイムをとることにしました。でもね、これ正解でした。思ってたよりか座席が埋まってしまい、早め行動で損はないなあと思ったものです。

食べたのはこちらの七種釜めし。おいしかったー! おこげまでおいしく頂きましたとも。
腹ごしらえをした事で再び奈良公園に入り、一路東大寺へ。

わー懐かし! 小学生以来だわーと感慨に浸る私。

そして迫力のある仁王像とも再会してベタだけどこれまたすごいものを作ったものなのだなあと思ったものです。確か修学旅行で初めて見たときは、「教科書と一緒だ!」と興奮した気がします。あと、想像以上の大きさに驚いたり。大仏様の大きさは割と想像してたんだけど、こちらは想像外だったのよねえ。

門をくぐっていざ大仏殿へ。やっぱり大仏様は大きかった。現代人から見ても驚くくらいのものをあの時代に作ることができたんだなんて当時の朝廷がいかに強い権力を持っていたのかがよくわかります。
大仏殿の柱にある大仏様の鼻の穴のくぐり抜けもしてきたんだけど、あらなんだか小さいわね…と体をひねりながらでした。それもそのはず、だって私の記憶にあるのは小学校の修学旅行での経験なんだもの。当時は身長130センチちょっと。今の私は158センチ。そりゃあの頃の感覚では通り抜けれるわけないよね…。縦にも横にも大きくなったしな。
奈良公園を散策しながら移動して小腹をすかせたとこでおやつタイム。

抹茶クリームゼリーあんみつおいしかったー。抹茶ゼリーがたまんなく美味。
エネルギー補給してHP回復したとこで興福寺へと向かいました。

藤原氏の氏寺である興福寺。こちらの南円堂は藤原冬嗣が父内麻呂の冥福を願って立てた八角堂だそう。

その高さ50.1メートルを誇る五重塔
そのあと、国宝館へと向かいました。中にはお宝があちこちに展示してあります。和同開珎には興奮したね。あーこれ教科書で見たことあるって。なんとなーく知識として頭に入ってたものの実物を目にできるというのは中々に面白いものですね。展示してある国宝の仏像を娘らも飽きずに一緒に見れて楽しかったなあ。説明をかみ砕いて話すと「ほうほう」といった感じで仏像に魅入ってたもの。渋い。正直退屈させちゃうかなーと思ってたけどよかったー。むしろ旦那のほうのが若干飽き気味だった気がするくらいだ(笑) 仏像界のスーパースター阿修羅像もあるのにねえ。
ちなみにこの興福寺、幾度となく消失していて記録に残ってるだけで100回は下らないそうです。その中には平重衡による南都焼き打ちも含まれています。なるほどーと思いつつプチ清盛紀行気分に浸っておりました。
その後は奈良公園に再び行き、鹿との最後の戯れタイム。

娘らは朝から終始鹿に興奮気味に接してました。あっちこっちにいて尚且つ非常にフレンドリーという事で目一杯触れあってきましたよ。しかれども、鹿せんべいだけはどうにもうまくいかずに一度あげただけでこりごりって感じでした。鹿せんべいを手にした途端、鹿に取り囲まれてプチパニックを起こした次女は鹿に背を向け逃走。ついてきた鹿にせんべいをばらまいてました。理想の形とは程遠い鹿せんべい体験にこり、「もう鹿せんべいはいらない…」と凹む次女。だけどそれで凹んでお終いなわけはなく、鹿せんべい抜きで親交をはかっておりました。「鹿さんかわいいねー」と満足げ。しかし鹿せんべい、意外とテクニックがいるんですね。

晩御飯はすき焼き風丼。普段はネギ嫌いで避ける人なんだけど、このネギはおいしかった。同じネギなのにこんなに味に違いって出るものなんですねえ。

竹製のしおりと鹿マステをお土産に買ってきました。こういうちまちまっとしたかわいいものって好きだ。ちなみにマステは鹿柄のほかに大仏様柄のと正倉院柄のとありました。鹿が一番かわいかったんだけど、レア度でいえばこちらも中々に捨てがたいもの。まとめ買いすればよかったかなあ。