大奥

ああ、なんてことなんだろうか。愛を知り母になり強く美しくなった女将軍家光なのに、そこに待ち受けていたのが孤独だなんてたまらないものがあります。結局人間生きつく先はそこなのかもしれないけど。でもでもやっぱり寂しいです。多部ちゃんの演技がね、またいいんですよ。原作から浮かび上がってきた情景とは少し違うんだけど、でもこっちもぐっとくるんですね。
ちゃんと原作を大事にしてるんだなあというのが伝わってくる映像化は心が穏やかになりますな。というかそれって基本だと思うんですがね。映像化にあたって原作を大事にしてる*1と感じない映像化作品って色々あるからなあ。

*1:別に原作に忠実にやるだけが正解ではないので映像化にあたって改変入っても私は構わない派。そこに愛とかリスペクトが感じられるのならばね。ないのならば改変はしちゃダメよ☆