難しい年頃に入りました

4月から新しく音楽部に入部した長女。第一希望の楽器ではなかったけれど、楽しそうに部活をやっていました。部活がない日は家に持ち帰り練習したり楽譜を見てあーだこーだ考えたり。もっともっと上手になって来年はパートリーダーになりたいそう。楽器リーダーと違い、パートリーダーは各パートごとに1人づつ選ばれるのでひとつの楽器から複数の子が選ばれます。その楽器が3つのパートに分かれてれば3人、4つに分かれてれば4人というふうに。その楽器の1番上手な子になるのは難しいけれど、パートリーダーならば頑張ればなれるかもしれないと前向きに頑張ってたところにちょっと水を差されるようなことがあり、長女は少し落ち込んでいます。
先日、2人の子から「頑張ってもパートリーダーになれるわけないよ。無理だよ」と言われたそうです。長女大ショック。だって長女は去年は違う部活入ってたからスタートが遅れてるぶん、現時点では自分は同学年の子にはまだまだかなわないのがわかっててその差を埋めるために一生懸命頑張ってるのにそんなの意味ないって言われたらそりゃ誰だっていやだよね。悔しいよね。
Aちゃんは長女と同じ楽器をやっている子で気が強い子です。他の子が少しでも間違えるとすぐに怒りだすとか。こないだ、先生から長女が一人でやってみてと言われたのでやったら睨んできたと涙ながらに訴える長女。ほんの2か月前はAちゃんの家遊びにいったりしてたのにね。
Bちゃんは長女とは違う楽器担当で、幼稚園の頃からのなかよしで今まで喧嘩したこともなかったくらいの間柄でした。BちゃんはAちゃんの言ったことに同調して「そうだよ、無理だよ」といったそう。しかし、Bちゃんは自分の言ったことに全く悪気はないのでその後も毎日普通に話しかけてきています。しかし長女はどうせ頑張ってもダメと言われたことがショックすぎてBちゃんと話すのも辛いみたい。AちゃんとBちゃんは同じ習い事をやっているので、2人で自分の陰口いってるのかもしれない…などと長女はネガティブスパイラルに陥っています。
3人は同じクラス同じ部活なので毎日毎日顔を合わすわけですが、それがしんどい長女。ここ数日は休み時間は図書室にいって他のクラスのお友達と過ごしてるそう。長女は小さい頃から友達を作るのがとってもうまくて先生からも「長女ちゃんはいつもたくさんのお友達に囲まれてていいですね」といわれたりしたものです。なので安心してたところ、「知り合いはいっぱいいるけど、親友がどんどん少なくなっていく。味方がちょっとしかいないよ」と泣きながら言いだしたのがショックでした。そっか、私が知らないとこでこの子は友達関係に悩んでしんどい思いをしてたんだなって。これから先、こういうことはきっとたくさんある。それを私はわかってるからどうにかやってくしかないよなあと思えるけど、それはまだまだ人生これからの長女にはわからないことなんですよね。だって経験値が少ないんだもの。親としてできることは、見守ることと受け止めること。それを繰り返してこの子がやり過ごす術を身につけるのをサポートしていくのが私の役割。10才越えてちょっと人間関係が面倒くさいターンに入ってきてるっぽいので、色々難しいですね。先日もキャンプの班わけで女子だけ揉めたっていうし。
クラスのことでもあるし、とりあえず個人懇談で先生にお話ししてみようと思います。そこで今回長女が感じていることを伝え、先生に様子を見守って欲しいと言いたいと思います。いい方向に行くといいなあ。というか、今は夏休みの大会に向けて部員一同心を一つにして頑張っていかなきゃいけない時期なんだよ。みんなで頑張ろうよ、ねえ。