ぴんとこな

キュンキュン方向にぐぐっと舵を切るか、粋な男の友情ものに舵を切るか、どっちかをしっかりメイン据えてやってくれてたらよかったのになあ。結果として非常に中途半端なドラマになってしまったように感じます。せっかくの胸キュン恋愛パートはお嬢様や幼なじみという恋のライバルたちが単なる意地糞悪い人たちであったせいで、胸キュンというよりも安っぽい恋愛描写になってしまっていました。意地悪の仕方が一昔前というか、昼ドラっぽいというか。2013年のドラマとは思えませんでした。どうせやるならばもっと突き抜けた意地悪描写にすればよかったのにそれですらなかったし。愛すべき意地悪ライバルだったらまだよかったのになあ。
一方の歌舞伎をめぐるお話もこれまた中途半端というか。うーーーん、難しいものですね。もっと面白く作ることはいくらでも可能だったはずなのにねえ。残念。