ごちそうさん

始まって2週間、しばし様子見を続けてきましたが西門さん登場により面白いなあってようやく感じられるようになってきました。それまではつまらないからさよならするというほどではないものの、これといって強い引きもなくさてはてどうしたものかと視聴態度を模索してたんですよね。それが西門さんという理系ツン男子の登場によってぐぐっと引きこまれました。料理と科学が密接に関係しているのを発見するという描写が面白い。学校を出てしまったら関係ないと思いがちの勉強が実は日常生活に大きく関わっているということが描かれているのがいいなあと思います。物語のベースが少女マンガなのも私にとっては見やすいです。ベタだけど、ベタって悪くない。
今のところドラマ全体の雰囲気はよくいえば明るい、悪くいえば能天気。しかし物語冒頭が敗戦後の焼け野原で子供たちに食べ物を分け与えるめ以子だったので間に戦争や関東大震災が入ってくるのは確実だからあえてそれらがくる前の今は影を消すようにしているのかなあと解釈しています。これから色々な事を経験してめ以子が変わっていくだろうけどベースは今の食いしん坊でおバカなめ以子のままでいてくれて欲しいかなあと今の時点では思います。