東京バンドワゴン

ホームドラマらしいホームドラマでした。3世代物は色々あるけれど、4世代物のホームドラマはさほどないと思うのでどう展開していくのか楽しみです。古書店が舞台というのも気になるところ。原作未読なので今後の展開が全然わからないのですがこれからさきも本が物語の小道具として機能していくのならば本好きとしても楽しみが一つ増えて嬉しいなあと思います。
原作あるからあてがきではないのでしょうが、玉置浩二演じる父親があまりの自由奔放すぎて現在の玉置浩二のパブリックイメージに近すぎてなんともいえない気持ちにもなったりしました。私はパブリックイメージを使ったキャスティングや役作りって嫌いじゃないんだけど、なんていうか今回に関してはちょっと微妙な気持ち。あのくらいの年齢で歌える俳優さんっていうと限られてきちゃうからこうなっちゃったのかなあ。別に今回の演技が悪かったとは思ってないんです。ドラマの中にうまくマッチしてたと思うし。でもなんとなく微妙な気持ちが心に残るのはドラマの外側の玉置浩二の顔をドラマ中に思い出しちゃうからなんでしょうねえ。