日帰りでお出かけ

月曜日が学習発表会の振り替えで休みだったのでキッザニア甲子園へ行ってきました。キッザニアは3歳から15歳の子供たちがお仕事体験をする場所です。お仕事をするとキッザニアの通貨であるキッゾがもらえてキッゾを使ってお買い物したりすることができます。3年前に1度いったことがあるんだけど、娘が久々に行きたいというので行くことにしました。キッザニアで遊べる年は限りがあるからいけるうちにいったほうのがいいかなーと思って。
3年前に行った時、娘たちが体験したのはこんな感じ。長女はパン職人、デザイナー、モデル、ビューティアドバイザー、ネイルのお客さんを体験。次女はお菓子工場、菌研究者、モデル、証券会社、ネイルのお客さん。夏休みでほどほどににぎわっていたのでこんなものかなーという感じでした。
前回は大阪旅行の中に組み入れていたキッザニアだけど、今回は日帰りで行くことにしました。まあ行けなくはないかなーと思って。娘たちもだいぶ体力ついてきたしね。4時半くらいに家を出て7時少しすぎくらいに到着。意外と近いな、甲子園。キッザニア甲子園のあるららぽーとでは駐車場があく時間が7時ということでかなり早い到着になるのではないのかと思っていたのですが、上には上がいて私たちの前には既に行列ができていました。みんなスタート早いなあ。とはいえ、前回は8時過ぎに到着だったのでそれにくらべれば早いスタートなのではありますが。
8時半の入場開始後、娘たちはそれぞれやりたいパビリオンの前に一直線。長女はバウムクーヘン職人のところに、次女はすし職人のところに並びました。朝早くにきたのにもかかわらず、2人とも朝一の予約はとれず長女は4番目、次女は2番目の予約となりました。ちなみにこの2つとお菓子工場は入場開始から9時のお仕事開始までの30分間に予約が全て埋まってしまっていました。恐るべし。
9時に仕事を始めて15時の終了までの6時間、娘達キッザニアを大満喫することができました。長女はデザイナー、バウムクーヘン、モデル、編集記者、花屋、ガラス工房、薬剤師のお仕事、メール便と証券会社のバイトに加えて銀行で口座を開き電子マネーのカードを作り大使館でビザを発行してもらい、デパートで買い物をしました。本人はバウムクーヘンが1番おもしろかったそう。バウムクーヘンを作るのもよかった上に焼きたてのバウムクーヘンを食べれたのが嬉しかったとのことです。「いつものバウムクーヘンはしっとりしてるのに焼きたてのはふわふわしてたよ!」と報告してくれました。意外とよかったのが薬剤師。処方箋通り薬と調合する仕事と点滴の用意の仕事があって長女は処方箋のほうのお仕事をやったんだけど、次回行くことがあったら点滴のもやってみたいなーといっていました。
次女はすし職人、菌研究者、モデル、デザイナー、街時計、テレビ局のお仕事、新聞社のバイトに加えて銀行で口座を開き大使館でビザを発行してもらいました。本人は前回もやった菌研究者が一番面白かったそう。菌研究者のパビリオンはヤクルト提供しているんだけど、白衣を着て顕微鏡で菌の観察をしてその研究結果を発表するというものです。「いい菌と悪い菌がいるんだよ」と得意げに言ってました。最後にヤクルトを飲むことができるのでそれ目当てかと思いきや、そうではなくて我が娘ながら何がツボにはまるのかがわからず不思議な子だなあと次女を見つめてしまいました。
私が見てて面白かったのはモデルでした。モデルのお仕事は劇場で行うので椅子に座ってゆったりと見れるのがまず何より嬉しい(笑) リハと本番と2回ウォーキングを行うのですが、どのお子さんもポーズが決まっててすごいなあと思います。衣装は好きなものを選ぶのではなく、決められたものを着用するそうだけどいつも着ないような服が着れて娘たちも楽しそうでした。
そう、キッザニアって子供はすごく楽しいんですよ。娘たちが体験した以外にもたくさんの仕事があって色々目移りしちゃう。だけど親はなんていうかまあ大変というかある意味楽チンというか。子供たちがお仕事をしている様子は一部のお仕事を除いてはガラス越しに見るのみ。ガラス越しだから何しゃべってるのかわかんないしなんとなーく雰囲気を楽しむ感じ。でもってパビリオンの前に椅子があるんだけどそれはお仕事を待つ子供たち用なので大人は座ることができません。だから仕事中の子供の様子を見ようと思うと立ちっぱなしなので足にくるんですよ(苦笑) これが結構こたえるんですね。楽チンな面は子供主体の場所だから親はあくまでサポートに徹すればいいということかな。幼児のうちは大人が関わってあげないと中々効率よく回ることができないけれど、ある程度の年齢でなおかつリピーターであれば子供が自分でどんどんやってくのをただ見てるだけなのでそこは気が楽かなーと思います。一応大人が休む場所があるのでそこでまったりするのも自由だしね。パソコンもコンセントもあるので休憩するのに困ることはないし。小学生以上ならば子供たちだけを残して一時退場してららぽーとの中で買い物するのも自由という点も楽チンかと思います。
キッザニアをあとにしてお次は京都へちょっとだけ立ち寄りにいきました。少しだけ秋の清水寺周辺を散策したかったのです。清水寺の閉門は他の寺社よりも遅く6時であるためか、5時すぎてもたくさんの観光客で賑わっていました。それでも昼間に比べたらすいてはいるんでしょうがやはり清水寺はすごいなあと思いました。

閉門が迫った清水寺の舞台は日中の明るい時間に見るのとは違った顔を見せていました。夜間拝観だとまた違った顔なんだろうなあと思うと今度はその時を狙っていってみたいなあ。


晩御飯はこちらの黒豆づくし。ヘルシーでメルシーでございました。お昼ろくすっぽ食べれなかったので胃にしみました。個人差あるんでしょうがキッザニアって食事をゆったり取る余裕はない場所ですね。子供は1つでも多くお仕事したいからとにかく食事は後回しで隙間時間にかっ込むってスタイルになりがちなんだもの。今回、私と旦那はモデルのお仕事で娘たちが着替えてる間にそばとパスタを食べたものの、次女はすし職人で作った巻きずしを食べただけだし長女に至ってはバウムクーヘン職人でお土産にもらったバウムクーヘンのみでした。「ご飯食べよう」と誘っても「次のお仕事あるからあとでいい。お仕事とお仕事の間の隙間時間できたら食べる」の一点張りで食事後回しもいいとこだったもの。おなか減って辛くないかなあと思ってもそんなことよりも遊びたい気持ちのが大きくいのなんのって。まあその日の事だけだからいいんですけどね。毎日これじゃあ困るけど。
本当は京都でパフェ食べて帰りたかったけど、4人ともお疲れだったのであきらめて帰ることにしました。まあ仕方がないですね。京都で食いだおれるのは次回のお楽しみにしときます。家についたのは9時半を回っていました。朝早かったからさすがに疲れたのか次女が珍しく車の中で寝てました。そりゃそうだよなあ。こうやってエネルギー切れるまで一緒に出かけられるのはいつまでも続くことではないと思うので、出かけられるうちに色々行っておきたいな。子供ってあっという間に育っていっちゃうんだもの。小さいうちは「早く大きくならないかなー、かわいいけどしんどいなー、小学生連れの家族が眩しく見えるなー」とか思っていたんですがいざ大きくなってくるとタイムリミットが見えてきてちょっと寂しい。まあいつまでも家にいられるのもあれなので早いとこ巣立っていって欲しいなあという気持ちもあるんですがね。それがお互いのためだろうし。