- 作者: 宮木あや子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/10/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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それにしても読んで感じたのがアイドルをどう愛でるのかって人それぞれなんだなあということ。私は彼らを男として見たことってなかったんですよね。彼らに近づけたらとかって考えたことがない。というか、私のような道端の石コロみたいなものが近寄れるようではいけない存在、遠くから彼らを見守っているのが私の幸せというスタンスですかねえ。あとは私は基本単押しではなく、箱推し派なので*1グループ内でキャッキャ楽しそうにしてるとこ見せてもらえれば十分というのもあります。
この話、架空のアイドルにはまっている女性の話なのですがどこからどう見てもじゃにおたの話なんですね。まあ確信犯なわけですが。基本的にはやっぱり宮木さんはうまいなあっていうふうに感じます。イタイとこのつき方とか女同士の友情ともなんともつかない繋がりを書くのはやっぱりうまいです。そういう意味では面白い本です。でもさーでもさーダフ屋からチケット買って全ステする話とかはさーちょっともやるんですよ。まあこんなの本筋でもなんでもないことなんでどうでもいいっちゃどうでもいいことなんですがね。でもね、ダフ屋問題はヲタにとっては許されざる存在なんですよ。でもってダフ屋がなぜなくならないかといえばダフ屋から買う人がいるからに決まってる、誰も買わなきゃダフ屋なんてやらないもの。だからこういう形でちらっとはいえダフ屋使ってる話書かれるともやってしまうのですよ。
*1:じゃにおたさんは箱推しを更に越えて事務所推しの人も一定数存在するように感じる