面白いドラマをありがとうアワード2013

亜姫篤さん(id:einfall)主催の面白いドラマをありがとうアワード2013年*1が開催されたので参加してみました。さてどんなドラマがあったかなと振り返ってみたら2013年もたくさんドラマ見てましたね、私。ちょっと本数減らそうかなあとか思ってたのになんだかんだでそれなりには見てたなあ。2014年もステキなドラマにたくさん出会えますように。


【1】2013年にTV(キー局・U局・BS・CS)でオンエアされた、日本の新作ドラマで面白かったものを3つあげてください。できればその理由も教えてください。

本当に本当に半年間楽しませてくれてありがとう! しかも大晦日にはステキな157話のプレゼントまでくれてドラマっ子としてとっても幸せな時間を過ごすことができました。脚本・演出・役者・音楽すべてがかみ合ったドラマだったんだもの。あいちトリエンナーレあまちゃんスペシャルビッグバンドを見に行ったんだけど、たくさんの人が見にきててあまちゃんのOPの演奏始まったら老若男女問わずみなが手拍子してて幸せな光景だなあって思ったんです。本当にたくさんの人に愛されてるんだなあって。今も北三陸でみんなが何してるのかなって考えるだけでニマニマしちゃう。そういうドラマって中々出会えないと思うのでステキなプレゼントをありがとうっていいたいです。

2013年には坂元脚本は2本あってどちらも面白かったんだけど、私は最高の離婚のほうがより好みだったかなあと。話の筋は2組の夫婦が色々ありながらも元さやに戻るだけというシンプルなものなのにちゃんと3カ月もつんですよね。あー面白かった! 面倒くさい人たちが繰り広げる面倒くさい話が私は好きでした。愛しい4人だよ。そんな彼らに来月SPで会えるのが楽しみ!

とってもとっても優しい物語でした。マンガの中からキャラクターが飛び出してくるというファンタジーを上手に消化して物語としてくるんでいて好きでした。自分と両思いになって世界と両思いになろう、そうすれば世界が変わって見えるはずだ。はらちゃんで語られたこのメッセージは文字にしちゃうと薄っぺらく感じてしまうんだけど、積み重ねられた物語の中で語られると説得力がありました。やっぱり私はフィクションの力を信じたいしこれからも信じ続けるだろうな、そう思ったドラマでした。


【2】2013年にTVでオンエアされた、日本のドラマを書いた脚本家で、1人挙げるならばどなたでしょうか? できればその理由も添えて挙げてください。

【1】であげたドラマはどれも脚本が素晴らしいドラマでした。なので選ぶの難しかったけれど、その中で1回15分を半年間高クオリティで走り抜けたクドカンがやっぱり私にとっては最高の脚本でした。クドカンと朝ドラって相性どうなんだろうかとドキドキだったものの、終わってみれば相性最高でしたね。小ネタ満載だったけど小ネタが面白いだけじゃなくて隅々まで気を配られた脚本はとても楽しかったです。


【3】2013年にTVでオンエアされたドラマに出演した役者さんで、素晴らしかったと思う人を挙げてください。ここは人数問いません!

あまちゃん最大の収穫は能年ちゃんを発掘できたことじゃないのかなーって思います。いや、能年ちゃんの潜在能力を持ってすればいずれは世間の目に留まるに決まっていたんだろうけどそれでもやっぱりそう思うんです。天野アキは能年玲奈だから天野アキだった、そう思うもの。

今までどちらかといえば影のある少女で物静かな役が回ってきたいた橋本愛ちゃん。しかしユイちゃんはアイドル志望のドルオタでなおかつ面倒くさい子で途中ぐれちゃったり色々あったりで振れ幅ある少女でした。橋本愛ってこういうこともできるんだなあってとっても面白かったしユイちゃんはキュートな女の子でこういう役が回ってきてよかったなあって思います。今後の女優活動をしていく上でターニングポイントになったのではないでしょうか。ユイちゃん大好きだったなー。

2013年は2本も連ドラ見れて嬉しかったなあ。しかもはらちゃんでは白長瀬を、クロコーチでは黒長瀬を見れて振れ幅ある全く違った顔を見せてくれてさすがジャニーズ俳優班きっての演技派だけあるなあと思いました。次の役者仕事が何なのか楽しみ。

慶喜公は孝太郎史上最高のはまり役だったと思います。小泉孝太郎という役者の色んなものを詰め込んだ上でキャスティングされたのだと思うけど、期待以上の仕事してくれてました。よかったわー。などと思った先から今度は「名もなき毒」で慶喜公とは全くベクトル違ったあたり役をもらっていてこの人愛されてるなあと感じました。