失恋ショコラティエ

いやー無邪気な無神経もあそこまでいけばいっそのこと清々しいですね、サエコさん。天然もあるだろうけど計算も混じっているであろうサエコさん、鈍感力の天才だなあと思います。普通の人はあそこまで鈍感力を発揮することはできません。天才ならではの熟練の技だと思います。何なのだろうか、この人などと思わせておきながらもチョコを食べるイメージシーンは美しくまさに妖精。このシーンは石原さとみのよいPVになっているのではないでしょうか。
そんなサエコさんをずーっと思い続けるソウタはドMですね。色々あって気持ちをグッチャグチャにひっかきまわされてもそれこそが俺の生きる道ってね。サエコさんの鈍感力にばかり目がいってしまうけど、ソウタもソウタで大概だよなあと思います。松潤が演じてるからこそ、ありだと思えるけれどそうじゃなければ困ったチャンじゃすまない域にまできてるように感じます。とはいえ、年上の彼女に恋するソウタ役は松本さんにちょうどはまる役じゃあなかったのでしょうか。わんこみたいに喜ぶ顔も切ない横顔もどちらもステキでした。もちろん妄想シーンもね。
基本月9とは相性悪いけど、幸先いい出だしじゃないかなあと思います。