まさかの計算ミスをしてしまい最後の３Sがノーカンになり惜しくも銅メダルを逃したハビちゃん。ああ、あそこで２A跳んどけば銅メダルだったのにねえ。困った時には２Aだよ、ハビちゃん。解説及び観客やテレビの向こう側は気がついてるのに本人全く気付く様子がないのがなんともいえませんでした。オリンピックの魔物って残酷なものですね。そんなハビちゃんですが、エキシでは毎度おなじみハビチャンマンでロシアンを盛り上げてました。そうよね、ハビチャンマンってどこでやっても盛り上がるものね。正直、テレビで見る分には飽きてきた感もあるのですが現地さんが楽しいのはよーくわかります。ザアイス2013でもハビチャンマンは大盛り上がりでしたよ。娘はハビチャンマンを見れて大満足だったもの。私もすっごく楽しかったし。次のエキシはもうちょっと違ったものも見てみたいなあ。もちろん競技プロにも興味はありますがね。
オリンピック初出場、しかもワールド出場なしで5位入賞おめでとう、まっちー。しかも銅メダルまであと少しという非常に惜しい結果というのがすごい。今季は試合数も多くスケジュール的にきつい中ここまで気持ちを強くもって試合に臨み続けたのはすごいなあと思います。成績よりも町田語録で注目を重ねていった感じだけど成績も申し分ないものね。更に自信つけてさいたまワールドではワールドメダリストの座ももぎ取っちゃってくださいな。でもってその際にはエキシは侍アランフェスをお願いしたいところです。ソチのエキシで久々のエアギターを披露して話題になったまっち―だけど、こちらも違った魅力があってステキなんだもの。まっちーのすごいとこは何も町田語録だけじゃないんだぞと。いいスポンサーつくといいなあ。
大輔さん、お疲れ様でした。３度目のオリンピック、色々と難しい面もあっただろうけど私は今までで一番心に響くビートルズメドレーでした。正直いうと、初見時はあんまりピンとはこなかったんです。だけど、思いを込めた滑りにはぐっときました。後半にかけてドンドン表情が柔らかくなっていくあたりとかとってもステキだった。進退についてはワールド後になるのであれですが私は競技から解き放たれたショースケーターとしての大輔さんが見たかったりします。競技にはルールがあってそれにのっとってプログラムを作らなければなりません、だけどショーは別。私はルールに縛られないとこで作られる大輔ワールドを堪能したいなーと。もちろん本人が競技続行したいというのならばその姿を追い続けたいんですけどね。
男子のダイナミックな３Aといえば無良くんかハンヤンってくらい私はハンヤンの３Aが大好きです。あの幅跳びジャンプはたまんないです。ご飯何杯でも食べれるわ（笑） 中国男子シングルとして初めてジュニアワールドを制し、GPS初優勝をしたハンヤン。きっとこの先も中国男子シングルの歴史を塗り替えていってくれるのかなーと期待したいです。平昌ではメダリスト候補の１人になっているのではと思います。
ノークワド構成でありながらとても印象に残る演技をしたのがジェイソンでした。私ジェイソンのリバダン大好きなんですよ。個人戦のFSでは崩れてしまったけれど見せ方がとってもうまい選手だと思います。嬉しかったのがTLで非スケヲタのフォロワーさん達で「最後に滑ったアメリカの選手イイね」といってくださる方がいたことです。「日本のマスコミが注目するとかしないとか関係なく魅力的な演技は国境を超えて伝わるのね！」と鼻息荒く喜んだものです。今後はクワド装備していくと思うのですが、そうなると今と同じような演技スタンスというわけにはいかなくなるのかもなあと。一時的にであれ、崩れる可能性もあるし。ただ、そこを乗り越えて平昌ではメダリスト候補の１人として活躍する姿をみたいなあと思います。
今大会でもっともショッキングだったのはプルの棄権でした。もしかしたらそういうこともあるのかもしれない、今思い返すとそんな気もします。でもやっぱり団体戦同様個人戦でも氷帝としてのプルが見たかったんですよね。信じられない気持ちでいっぱいでした。宇宙人も怪我には勝つことができなかったというのはとても残念だけど当たり前の現実なんですよね。今までありがとう、本当にありがとう。
SPでのプルショックを引きずったまま気持ちが切りかえられずに始まったのがアボットでした。冒頭４Tを転倒したアボット、中々起き上がれずこのままアボットまでも棄権してしまうのかと不安でたまらなかった中、彼は中断していた15秒を巻き返すような素晴らしい滑りをしてくれました。15秒が30秒にも1分にも感じてたまらない気持ちでいた観客やテレビ視聴者たちに向けた最高のパフォーマンスでした。そしてFSも素晴らしい滑りでした。気持ちを切らすことなく最後まで滑ってくれてありがとう。
