回顧録

娘が小さかったころを思い出してしみじみしてみたり。2月の寒い時期に夜寝る前「トイレするの!」と言い張った長女*1が1時間もトイレに引きこもり出もしないシッコを出るのを見守ったりしたあのころが懐かしいなあ。次女が泣いてるからトイレなんかいいから早く寝に行こうよと言っても頑として聞き入れなかったんだよね。変なスイッチ入っちゃってたみたいで。泣きながらトイレ座ってたもの。そこまでして座らなくていいよって言っても断固拒否。下ろしてもトイレに座って自分の可能性を信じ続ける長女に母はヘトヘトになりましたよ。眠いよーって泣いてる次女も控えてたからね。頼むからおむつはいてくれって言っても「やなのー!!」と脱走してトイレに引きこもられてどうしたらいいのか分からなくなってあの晩は途方にくれたまま娘と寝落ちしました。
長女は比較的育てやすい子だったし発達も早く体の発育も良くおしゃべりも上手な子でした。だけどトイレだけはいつまでたってもできないまま。これがすっごくストレスでたまんなかった。他のことはできるのに何でトイレだけできないの?って言われたことあるし。時期が来ればできるよっていう人もいるけどじゃあ時期っていつなんだろうって。長女は膀胱が小さい子ではなくむしろ結構ためとける子*2だったんだけど、それなのにトイレではできなかった。1週間でとんとん拍子に外れた子の話を聞いて涙出そうになったこともありました。しんどくてたまらなかった時に保健師さんから「トイレトレがお母さんにとってストレスになるなら、お休みをしたほうのがいいですよ。無理してストレスをためるよりかずっといいです。3歳児検診でおむつはずれてる子は大体半分くらいだから焦る必要はないですよ」と言われてどれだけほっとしたことか。まあ、長女にトイレトレお休み宣言をして「今日からはトレパンはくのやめておむつにしようね」と言ったとこで「ヤダ、パンツがいいもん、おむつは嫌!*3」と言われて心折れたんですがね。やる気と体って連動しないものなんですね。本人的にはおむつ=赤ちゃんというプライドがあったので受け入れ難かったみたいですが。人生思うようにはいきやしませんな。
ちなみに次女は長女の教訓から3歳の誕生日過ぎてからトイレデビューでした。結果、外れた時期は2人ともほぼ一緒。期間が短かった分次女の時のがストレスは少なかったかなあ。おむつ時代、トイレトレ時代、パンツになったはいいもののトイレが気になってそわそわ時代を経て今はそういうのを考えなくてもよくなったからこそ懐かしいなあと思えるようになったものです。間違えておむつを洗濯してどんよりしたのも今となれば懐かしい。

*1:当時2歳3カ月でトイレに座り始めて4ヶ月目。ちなみに彼女が初めてトイレで成功したのはそれから10ヶ月後のことである。はじめて出来て以降はとんとん拍子に進んでいきそこから1カ月ほどでトイレトレ完了。当時は先が見えず非常につらかった。

*2:真夏なんて日中8時間くらい平気だった。

*3:家ではパンツじゃなきゃイヤイヤ星人でした。掃除して洗濯するの私なんだからなどというのは当然2歳児には全く関係ない問題。