あれから4カ月

先週の金曜、祖母が病院を退院し老健に入所しました。2月半ばに倒れて搬送されてから早4カ月。特養が空くのを待ちながらしばらくはこちらにお世話になる予定です。本当は自宅に帰れたらいいんだろうけど、現状考えるとそれは非常に厳しいです。祖母は一人暮らしの上*1、子供たちのうちの誰かと同居するのも難しい。そうなると、施設入所しか道がなくなってしまうのです。
施設入所の日、立ち会ったのは母と私。病院から老健へは介護タクシーで移動しました。介護タクシーって初めて乗ったけどすごいな、ハイテクだな。
とりあえず、施設全体の雰囲気もよく祖母も元気そうでほっとしています。入所することになった老健は母がいくつか見学してもっともいいと感じていたところです。*2今後の不安はあるけれど、少なくとも入院を続けてるよりかはよかったはずだし少しでも祖母にとってよい生活が送れたらいいなあと願います。
特養の待機人数は全国で52万人とつい先日発表がありましたが、ぞっとしました。各地域や各施設によって待機人数は違うけど、明らかに足りてないのが現状です。保育園や学童だって足りてなくて大変だけど、介護関係も大変。少子化も高齢化問題もどちらも待ったなしであるのは間違いないですね。そしてどちらも特効薬なんてものはなし。

*1:入院前の祖母は要介護1、今は要介護3。入院前は歩くことができたものの、今は車椅子に乗るのでさえ手助けが必要な状態。

*2:もし自分が将来入所するならば、こういう施設に入りたいと思ったそう。他にもいくつか見学に行ったけど中にはできればここだけは避けたいなあというとこもあったとか。まあ、色々ですね。施設側にも言い分はあるだろうし。