- 作者: 垣谷美雨
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2013/12/11
- メディア: 単行本
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主人公の女性たちの年代の設定は作者とほぼ同じになっています。なので地方出身の女子大生の苦労であったりとか就職での悔しい思いなどは多少なりとも作者の思いが反映されているのかなあと思ったり。もちろん、彼女たちが作者の分身そのものであるとまでは思わないけれど。いい時代も辛い時代もどちらも渡ってきた世代なのだなあとは読んでて感じました。
しかし子育て卒業するのにこんなに時間がかかるものなんですねえ。まあ、子供がいくつになろうが心配なのは変わらないのも事実ではあるんですけどね。どこかでうまく手を放してあげるのも親の役目なんでしょうね。そのタイミングを見極めるのはとってもとっても難しいことだけど。