相互確証破壊

相互確証破壊

相互確証破壊

官能ミステリ短編集。うーーーん、ちょっとマンネリだったかなあという感じ。6編全ての性描写が似たり寄ったりで読んでて飽きがきてしまいました。同じキャラによる連作短編集だったらまだいいけど、独立した短編でキャラ違うんだったらそこのとこも書き分けてくれたほうのがよかったのに。あとはあれですね、官能小説のセリフって難しいんですね。「ひゃう!」とか「ひいっ!」とか「おおう!」とかがセリフとして活字になっているとなんだかちょっと笑えてきてしまうというかですね。アクセントとして部分的にならばまだしも、いくつもいくつも出てくるとそこ以外の部分とのギャップがなんか笑えちゃう。うーーん、これも別の媒体ならばそこまでは気にならなかったのかもなあと思います。例えばだけど、マンガだったらまだ違和感少なかったんじゃないのかなと。難しいとこですね。