問題のあるレストラン

先週分の感想です。
ラスト、五月とともに登場した風間くんによってTLがざわざわして風間くんのすごさを改めて感じました。風間くんがでるだけで心がざわめくってすごいな。本当に登場しただけだから彼がいい人なのかそうでないのかわからないが、それでも期待値だけでこんなにも心を持ってくのってすごいなあと思うのです。ざわめき俳優の名をほしいままにする風間くん。
本編では、千佳ちゃんと母とのお別れが描かれていました。北海道についてこないかと誘われる千佳ちゃんはベーコン対決の行方に委ねることにしました。結果は試合に勝って勝負に負けるというものでした。ベーコンは手にいれたものの、料理はあちらの方がよかったと言われるのです。おじさんは料理の腕ではないところで千佳ちゃんを評価します。あーこれは悔しいよなあ。だってそういうことじゃないんだもん。おじさんは褒め言葉としていったんだろうけど、それは褒め言葉ではないんだよ。
そんな中、レストランに千佳ちゃんの母が初めてやってきます。子供時代にしてあげられなかったことを千佳ちゃんにしてあげたいから一緒に来て欲しいという母に、千佳ちゃんは一緒にはいけないと言います。たま子のレストランでシェフとして働き始めた千佳ちゃんは自分の居場所をやっと見つけられた故に母の誘いを断るのです。自分のやりたいことをできる大切な場所、それがやっと見つけられた。ここにしか居場所がないからいるのではなく、ここにいたいから私はいるんだ、そう思える場所がやっと見つかったのです。少女時代の千佳ちゃんにとって料理は生きるための手段でした。しかし今は違います。千佳ちゃんのやりたいことであり、自立のための大切なものが料理なのです。料理との関係が不幸なままで終わらなくて本当によかったなあって思います。