さよなら、さよなら

先日、長女が無事卒業式を終えました。
卒業式はスーツで行きました。本当は袴がよかったみたいだけど、担任から華美になりすぎないように袴は控えて欲しいと言われたので*1。そのかわりに髪型は美容院でセットしてもらうことにしました。どうしてもそれだけは譲れないっていうんでね…。

編み込みを使ったアレンジがいいというのでこんな感じになりました。朝早くて眠かったけど本人満足してたのでまあよかったかなあと。後々ごねられたりするよりか楽しい思い出にして欲しいしね。
卒業式は私が子供の頃とは少し様子が変わっていました。昔も今もこの地域では卒業式に出席する在校生は5年生というのは同じなんだけど、中身は随分と変わっていましたね。かつては卒業生と在校生の言葉はそれぞれが別々に独立して言われるものでした。しかし今は、卒業生の言葉と在校生の言葉がひとつの流れになっていてお互いの言葉を受け手のちょっとした掛け合いのようなものに変化していました。言葉の合間に歌を何曲か挟むあたりも今っぽい。それゆえに流れがブツギレにならず、まとまって感じられたのはいい試みだなあと感じました。
あとはなんといっても、卒業生の言葉をいう時に卒業生たちが壇上に上がって在校生と親と向き合う形で言葉をいうのがいいなあと思いました。この言葉を誰に伝えたいのか、それを考えれば向き合う形を取るのは自然なのかもしれませんね。
卒業式の間に歌う曲の数も増えていてこれもまた時代の流れなのかなあと。歌ったのは6曲。多いなあ。最後の曲は「旅立ちの日に」だったのですが歌いながら感極まって泣き出す子の顔が見えました。驚いたのは泣き始めるのは男の子のほうが早かったこと。意外だ…。退場の時には合唱の時に泣いてなかった子も泣きだしたりして思ってたよりも多くの子が泣いていました。一部の子を除いて多くの子が同じ中学に進学するのにね。しかも超近くなのに。寂しくなったときはいつでも中学校から小学校が見えるのに(笑) まあそれだけ、子供たちが小学校生活が充実してて別れが惜しいってことなんでしょうが。汚い大人たちは「すぐ近くじゃーん(笑) いつでも遊びにいけるよー」とか思っちゃうんですよねえ。ごめんね。ちなみに長女はスッキリした顔してて涙一つこぼしませんでしたが。
式を終えたあと、子供たちは担任の先生と最後の時間を過ごします。その間親は別室にて待機。そしたらですね、控室行ったらなんとこんなものが置いてあったんですよ。

ぎゃー家族あての手紙じゃないか! しかもこんなにいっぱい! やだー何これ聞いてないよ! いつこんなの作ってたのよ! ビックリしました。今ってこういうのやるんですねえ。これも最近のはやりなんですねえ。2分の1成人式の時は学校から子供あての手紙を書いて欲しいと言われてたから、子供も手紙書くんだろうなあというのは予測してたのですが、今回は手紙の話がなかったのでないんだろうなあと思ってたんです。いやービックリしましたね。
学校から色々と卒業記念品をもらってきたのですが、保健室からの卒業証書として6年間でこんなに大きくなったよという記録のカードをもらいました。長女は35センチ伸びて体重は約1.7倍になりました。乳幼児期に比べるとそれほどまでじゃないとはいえ、6年間で随分大きくなったなあと思いました。ちなみに35センチというのはちょうど平均ド真ん中の数字だそうです。小学生すごいなあ。カードの端にはリボンが結んであり、その長さがその子が6年間で伸びた長さと同じだそうです。
DVDも卒業記念品としてもらってきたのですがこれもいい記念品でした。3枚組のDVDで1枚目は修学旅行の様子を収めたものでした。写真では見てたけど、動画で見るのはまた全然違って面白かったです。2枚目3枚目は写真のスライドショー。先生って本当にたくさんの写真を撮ってるんですね。どの写真もみないい表情しててそれがよかったなあ。親の知らないとこではこういう顔してるんだなあって。授業参観とかは親の目気にしてるとこあるはずだしね。このDVD、1年生の春に撮った写真も一緒に入ってるんですよね。同じ場所で6年生の春に撮った写真も入ってるから見比べてみんな大きくなったなあってジンワリしちゃいました。1年生の頃はみんなまだ表情があどけないもの。かわいいの。ポーズのつけ方も今とは違う。体も心も大きくなったんだなあ。
みんな、卒業おめでとう。春からの新生活が楽しくステキなものになったらいいなあと願うばかりです。次の3年はどんな顔を見せてくれるのかがとっても楽しみ!

*1:ちなみにこれは長女のクラスだけでよそのクラスではそういう話はなかったそう。なのでクラスの女子の1/3くらいが袴のクラスもあった。