シンデレラ

連休最終日に次女と2人で見てきました。長女は友達と先に見に行っちゃってたので今回はお留守番。次女と2人で映画行くのは初めてだったからなんだか新鮮な気分でした。
同時上映だったアナ雪の短編「エルサのサプライズ」はただただかわいいなあって思ってる間にあっという間に終わっちゃいました。エルサのアナ愛が大爆発しててかわいいんだけど、これは大変だなあという感じ(苦笑) 本当にアナの事がかわいくてたまらないんだろうなあ、今まではこういうふうにすることができなかったけどやっと思う存分できるぞ!って張り切ってるのがかわいくてかわいくて。まあでも、大事にしすぎるのも考えものだよなあとも思ったり。続編ではどんな2人が見れるのかが楽しみです。
「シンデレラ」は手垢がつきまくったお話だというのにもかかわらず、飽きることなく最後まで見せてくれたことに満足。王道中の王道の物語をスクリーンの向こうの客へとしっかり届けようという気概を感じました。みんながよく知っているシンデレラ、その期待を裏切ることなく圧巻の映像で見せてくれています。
見どころは色々あるけれど、やはり一番は舞踏会のシーンです。とにかくドレスがステキでした。うっとり。この映画の陰の主役はドレスといっても過言ではないでしょう。王女たちや国中の娘たちがここぞとばかりにしつらえた美しいドレスたち。これだけでも十分なのに更に上をいくのがシンデレラのドレスでした。青いドレスをまとったシンデレラ、彼女のドレスがどのドレスよりも素晴らしく映り他を圧倒する様は言葉などいらないとはこういうことなのだなあと思いました。まさしくプロの仕事、圧巻でした。
あと、私が好きだったのはフェアリー・ゴットマザーが次々に魔法をかけていくシーンです。カボチャの馬車がとってもステキ。想像よりずっとずっと華やかで美しいものを見せてくれてうっとりしました。おとぎ話をおとぎ話としてちゃんと見せてくれるよう全力投球してくれてたのがよかったですね。シンデレラはこうでなきゃっていうド直球っぷりが私は好きだなあと思うのですよ。いさぎいいよなあって。もちろん映画ならではの解釈も入ってはいるんだけど、あくまで物語の主軸は王道に置いてるのです。
今回、アナ雪と同時上映だった事に特に意味はないのかなあと思ってたのですが、最後まで見ると意味はやっぱりあったのかなーと感じました。アナ雪で描いたテーマに対するひとつの答えがシンデレラにはあったから。まあ、短編映画とは全くリンクはないんですけどね。
次女といったので当然のように吹き替え版で見たわけですが、全く問題はなかったです。シンデレラ役の高畑充紀ちゃんも王子役の城田優もどっちもはまってて違和感なかったです。というか、王子に関していえば事前に配役知らずに見たのでクレジット見てビックリしたくらいだもの。普通にうまかったです、ええ。意外と(失礼)器用なんだなあと思いました。洋画の吹き替え版もアニメのゲスト出演の芸能人もこれくらいうまくやれる人ばっかだったら本職の方じゃなくても全然いいんだけどなー。話題作りだけで芸能人起用はやめて欲しいのよ、物語をぶち壊されるのは嫌なんだもの。