ちゃれんじ?

ちゃれんじ? (角川文庫)

ちゃれんじ? (角川文庫)

東野圭吾スノボー奮闘記。「夢はトリノをかけめぐる」とは違い、婉曲的な書き方をしていない分、ああ東野圭吾も普通のおじさんなんだなあと思いました。まあ、本人も作中で自分のことを「おっさんスノーボーダー」って書いてるしね。
私はウィンタースポーツは一切だめなんだけど、*1よく40過ぎてから新しくスノボー始めるよなあと思いました。くそ寒い季節によくくそ寒い所へ行こうっていう神経が私にはわからないけど、このあくなき探究心・向上心はすごいなあと素直に思います。特に、あまりにはまってスノボー締め切りスノボー締め切りスノボースノボーみたいな生活を送っていたと書いてある部分はこの人大丈夫なのかしらと人ごとながらも心配してしまいました。しかし、こういうエネルギッシュなところがあるからこそ、人気作家、なのだろうか。

*1:ウィンターに限らず、といったほうがより正確な表現。