JIN〜仁〜

今回私が一番好きなシーンは咲(綾瀬はるか)が野風(中谷美紀)に縁談の相談に行ったとき、野風が「あちきは咲さまが好きでありんすよ」のところ。この時の表情とか声の出し方とか見ててすごくぐっときました。本当だったら決して会うことがなかったであろう二人。仁先生(大沢たかお)によって巡りあってしまった二人。ああもう2人とも大好きだ。
仁先生は未来から来た人であってこの世界で生きてく人じゃあないんですよね。未来が大事だから、野風を犠牲にしてでも見知らぬふりをしてでもというのは仁先生のエゴです。もちろん、歴史の針を狂わすわけにはいかないという思いもあるだろうけど、普通にこの世界に生きる咲にしてみれば納得できるものではないでしょう。咲はすごくまっすぐな人だから、自分の恋心が届かないということ以上に許せれなかったのでしょうね。
次回は85分の拡大版。さあ、有終の美を待ってますよ、TBS。期待させてちょうだいな。