妖怪人間ベム

人はいずれ死んでしまうのに生きる意味はあるのかという難しい主題をうまくまとめてたと思います。ちゃんと子供にも伝わるような構成になってたもの。このテーマってすごく難しくて上っ面だけで「そんなことはないよ」といっても全然響いてこないんですよね。でも、そこら辺の問題はクリアしてたんじゃないのかなーと思います。
ただ、やはり皆さんが指摘していたように細田くんの役が記号的であったのは残念。時間の制約の都合なのかなー? いいもの作ってるからこそ、更に上を求めてしまう視聴者の我がままとは思いつつも「できる子なんだもの、もっとできるはずだよ! 頑張って」というふうに思っちゃうんですよねえ。