名古屋市市政資料館で虎に翼展を7月13日からスタートしたというので名古屋市内のロケ地巡りをしてきました。
まずは名古屋市市政資料館へ。
こちらは1911年から1979年まで裁判所として使われていて寅子のモデルである三渕嘉子さんが初の女性判事として赴任した地でもあります。現在は重要文化財に登録されています。こちらでは東京地裁としてロケが行われていました。
楽しくて上からも下からも写真を撮る。
天井にもステンドグラス。素敵。
復元された会議室。素敵。
戦前の法廷の様子を再現。
虎に翼で検察が裁判官の横に座ってることに驚いたけど、この法廷に慣れた人たちは検察と弁護士が向き合う形に最初は戸惑ったのかもなあと想いを馳せる。ちなみに地下には留置所があり見学できるようになってます。
三渕さんについての展示コーナー。
左から順に戦前の弁護士の法服、戦前の裁判官の法服、戦前の検察の法服、現在の裁判官の法服になります。企画展の間は金土日に法服のレプリカ着用体験ができるそう。
三渕さんは女性初の判事として名古屋に赴任、その頃名古屋ではテレビ塔が建設され名古屋まつりがスタートしています。私がよく知る名古屋が始まった時期に三渕さんが名古屋にいたんだなあと。
判決文や年表が展示されてるけど、がっつりネタバレしてます。ドラマでは史実と変えてる部分も色々あるけど、おそらくここは大事なポイントで史実のままやるであろうこととかがっつりネタバレしてます。なのでその点だけご注意を。
館内では名古屋の歴史についても展示されてるんだけど、名古屋ってかなり空襲が激しかったんですよね。
広い道路が整備されてるのは何もかもを焼かれてしまったから。東京の次に空襲が激しかったのが名古屋だそう。
虎に翼展では寅子と花岡のパネル、寅子の衣装、番組紹介のパネルやVTRがありました。
ここに見に来てる人たちは虎に翼が好きな人たちなんだなあと思うとじんわり嬉しくなりますね。音楽ならばコンサート等では同じものが好きな人たちが可視化されるのはよくあるけどドラマではあまりそういう機会がないのでね。
続いて名古屋市役所へ。明律大学としてロケが行われてます。
名古屋市役所も重要文化財で色々ロケ地として使われてます。
1階北側廊下は100mあってこういった長い廊下は珍しく、ロケ地として重宝されてるそう。
2階中央廊下。
1階中央広間。国会議事堂で余った大理石が使われてるそう。
上から見た名古屋市役所庁舎。
入り口にはこのような案内もあります。
虎に翼出演者のサイン色紙。
名古屋市市政資料館にもあったんだけど光の反射であまりキレイに写真が撮れなかったのよね。伊藤沙莉ちゃんのサインの寅子のイラストと「はて?」のセリフがかわいい。
噴水の奥にある建物は名古屋市公会堂になります。
色々見れて楽しかった!楽しかったんだけど真夏の炎天下の名古屋でやるべきじゃあなかったかもね…。日傘さしても名古屋の夏はたまらなく暑い。愛知県内だと明治村でもロケをやってるのでまた久しぶりに行きたいなあ。明治村も色んな作品のロケ地になってる素敵な建物がたくさんあるのでレトロ建築好きな人は楽しい場所だと思う。とにかくたくさん歩いて疲れたけど生まれ育った街を見つめ直すいい機会になったのでよかったなあと思う。