子どもたちは夜と遊ぶ

子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)

本日は大安なり』を読んだら読み返したくなったので再読。間があいてるから細かいとこは忘れてるとはいえ、大まかな流れを知った上で読んでるわけです。なのにラストのとこ目から汁が止まりませんでしたよ。涙腺刺激度が半端ない。また何年か経ったら再読するだろうけど、その時はどうなんだろうか。また一緒なのかもしれないです。
この本はデビュー2作目で今から6年前に出版されています。なので今読むとちょっと構成がタイトにできたんじゃないのかなーとか気になったりも。というか今の辻村さんが書いたらそうなってるんじゃないのかなーと思いました。それだけこの6年でうまくなったからこそ、思う事なのですが。しかしキャラの造形の仕方は最初からうまかったと感じます。まだまだこれからどんどん変化する作家さんだろうから今後、どのような物語を書いてくれるのかが楽しみ。