禁煙小説

禁煙小説 (双葉文庫)

禁煙小説 (双葉文庫)

20年来のヘビースモーカーの主人公が禁煙にチャレンジするお話。うーん、今まで垣谷作品と相性よかったから期待値が高すぎたんですかねえ。私にはいまいちピンとはこなかったです。愛煙家、もしくは過去に愛煙家だった人ならばもっと楽しめたのかも。タバコが愛煙家にとっていかに愛おしいものなのか、煙草を我慢するというのはどんなに大変な事なのか、愛煙家の立場がどんどん悪くなっていって憤慨しているという事などはよくわかりました。大変なんだなあと。でもね、それ以上でもそれ以下でもなかったのです。もう少しプラスアルファがあるお話だったらよかったのになあ。