ものぐさガーデニングのススメ

新版 ものぐさガーデニングのススメ

新版 ものぐさガーデニングのススメ

目から鱗ガーデニング本でした。だってさ、ガーデニングって手間暇かけて植物を愛でていくものだって思ってたんです。そういうのを面倒くさがらずにできる人のみがガーデニング道を歩めるのだと思っていたんです。私のような人間は生涯ガーデニング道を歩むことなどできないものだと思っていたんです。それが私のようなずぼらな人間でもガーデニングはできるんだよ、ずぼらな人間がガーデニングができるコツを教えるよっていわれたらそりゃ食いつくってものです。
私、植物は好きなんですよ。見たり写真撮ったりは大好き。だけど育てるのは別でどうも長続きしないのです。最初はマメにやってるのに気がついたらダメにしてしまっているのの繰り返し。私にはガーデニングをする資格はないと思っていました。しかし、この本では無理をしないガーデニングがすすめられています。生活の中でガーデニングに避ける時間はそう多くはないし、それを無理くり作ろうとするとどうしても無理が生じてくるから長続きがしないのでできる範囲内でのガーデニングがよいそうです。雑草取るのが負担になるならば、土が出ている面積を減らして雑草が生えるエリアを減らしちゃえばいい。できないことはできない、負担になること面倒な事を減らしちゃえばいい。最初っからスーパーガーデナーを目指さないほうのが結局は長続きするのです。これってガーデニングだけじゃあないんでしょうね。長く続けるためにはあえてゆるくずぼらでいるというのは意外と大事なことなのかもしれません。もちろん、できる人はもっとエンジンかけてやっていけばいいと思います。しかし、誰もが100%力を入れてできるわけじゃあないものね。10%でいいから長く続けていけてるならばそれもまた趣味道としてあり。ようはその人のペースで楽しくできてればそれが一番なのだと思います。