ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

この間のレディースデーの時に見てきました。レディースデーだったのにもかかわらず、男性率が高かったです、さすがに。まあそういうものですよね。内容的には私は満足です。だって面白かったもの、楽しかったんだもの。上映期間中、チャンスがあればもう1回見たいなあって思っちゃったんだもの。
映像の美しさに21世紀を感じました。なめらかに動くエヴァを見てうわーかっこいいじゃんか、素敵だなあと思いました。戦闘シーンはほんと、作り直してよかったなあっていうのを感じます。内容的には、旧エヴァに比べてみんな割と前向きだしそういうのもありじゃないって感じ。性格変わってるなあと思ったけど、私はこっちの性格のが見やすくて好きかも。旧エヴァのレイは正直あんまり好みじゃなかったけど、今回の人間っぽい感情が見られるレイは好き。まあその分、例がヒロインとしてキャラ立ちしてしまってアスカが霞んだわけだけど。見せ場全然なかったものなあ。ミサトとの電話のシーンが最大の見せ場っていうのもなんだかなあ。いや、よかったんだけどね、あのシーン。
最初に新劇場版をやるって聞いた時は、正直複雑でした。あれはあれで完結しちゃったんだしいいじゃんか、もう。そう思ってたけど、破が面白かったから、まあいいや。でもそう言っていられるのも今だけなのかもしれません。完結版見たら、なんじゃこりゃー新しく作らないほうのがよかったじゃないの!って思うのかもしれないし。どう転ぶかはわからないけど、来るべき時が来るのが楽しみ。謎の回収をすべてするのが無理でも、人の気持ちだけはちゃんと区切りをつけてあげられるラストになるとよいなあと願うばかり。