濃いドラマでした。特に最終回。いやーもう見終わった後放心状態でしたよ。だってあえて余韻を残さずエンディング曲を流さず春馬（江口洋介）のアップで終わるなんてさ。この救いのないラストにぞわっとしないわけがない。
Motherといいチェイスといい坂本祐二の中で母と子というのが今のテーマなのだということがよくわかりました。何かしら思うところがあったのかしら。普遍的なテーマではあるけれど、同じ時期にオンエアになる２本のドラマで同じようなテーマを選んだあたり、ちと気になります。だって見てるほうとしてはどうしても比べちゃうんだもの。意図的なものなのかなーと。Motherが最終回を迎えてみないとわからないけれど、両方で描いたもの、片方でしか描かなかったものがわかると何かしら見えてくるものがあるはずだからそれを期待したいものです。
とにもかくにもARATAの熱演はすごかったです。それに支えられていた面も大きかったと思います。脚本も面白かったけれど、でもこのドラマのMVPは間違いなくARATA。いやーすごいもの見れてホクホクでした。
