コロヨシ!!

コロヨシ!!

コロヨシ!!

高校3年間の間だけ部活としてすることが許されたスポーツ「掃除」を巡っての話。三崎亜紀の青春スポーツ小説って想像がつかなかったけど思ってたよりも読みやすかったし悪くなかったと思います。もちろん今までの三崎作品の流れをくむ作品なので世界観は一緒。どことなく漂う異国情緒が雰囲気を盛り上げています。
面白かったは面白かったんだけど「掃除」の動きのイメージがいまいちつかみきれなかったのが残念でした。私の想像力が貧困だからなんだけど。技術力だけじゃなく芸術的な側面もあるのでスポーツのジャンル的にはシンクロナイズドスイミングであったりフィギュアスケートみたいなものかなあと想像。「掃除」の場面は絵的に映えるので映像化してくれたらなおのこと楽しめるんじゃないのかなーと思います。実写でもいいんだけど動きが独特なのでアニメ化なんていいのかも。面白いと思うんだけどなあ。