- 作者: 加納朋子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 単行本
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PTAをはじめとしたボランティアって難しいよなあと改めて感じました。昔と状況は大きく変わってきてるから昔と同じように運営しようとするとどうしても無理が生じてくる。陽子がしょっぱなにやらかしたように、専業対ワーキングマザーの対決の図にもなりやすいだろうし。でも、問題はそこにあるわけじゃあない。だから抜本的な改革は必要なんだとは思います。ただ、実際問題それができるかといえば難しいんでしょうね。よっぽど信念持って何が何でもやるんだっていうのがなければ。以前自治会班長やってた事があるのですが、ちょろっとひとつ変えるだけの事がなんと面倒だったことか*1。
ちなみにこちら、春には昼ドラ枠でドラマ化だそうです。うーん、できればNHK火10か日テレ水10でやって欲しかったなあと思います。だって、昼ドラって視聴者限られるから。こういうドラマはもっと色んなタイプの視聴者に見て欲しいなあと。それぞれの立ち位置によって見えるものって違うと思うんだけど、そういう視点が入ってくるには枠が違うほうのが望ましいかと思うのです。もったいなーい。
以下は個人的な話。
今のところ、自治会班長をやった以外はまだこの手の活動の役員はやっていない私。なので戦々恐々しております。この小説にあったような学級懇談会で役員決めっていうのもやったことがないんです。幼稚園は内々に決まっているらしく、春の学級懇談会でクラス役員が紹介されて「みなさんよろしくお願いしますねー」って感じだったし。小学校はPTA役員を各クラスごとに決めるのではなく、各地区別に決めることになっていて新5年生の保護者の中から選出されています。任期は2年で会長職は各地区が順番を決めた輪番制で出すことというのがルールだそう。子供会の役員は6年生の保護者から選出。一応加入は任意なのでもちろん最初から加入しないのもありだし途中で抜けるのもあり。だけども親が役員やりたくないからといって高学年に入ってから抜けるのはなしというのがルール。
いずれは回ってくるお役目をどう果たそうかと頭抱えたくもなるけれど、さあどう立ち回りましょうか。
*1:昔から住んでいらっしゃるご長老の方たちに「どういうことなの?」って家までアポなしでいきなり来られたことがあった。