GOLD

なんかもう面白いのか面白くないのかよくわかんなくなってきちゃった。ただわかるのは野島伸二がやっぱりおかしいことだけ。いや、本人の中では一個もおかしくないのかもしれないけども。が、この濃さは異常。ここ数年ろくに野島ドラマ見てなかったしトータルでもそんな見てないからあれだけども、野島作品って変な魔法に罹った人たちのお話のように思えます。魔法というか呪いか。今回、早乙女家という血筋の呪いをかけられた早乙女一家。血の呪いって男女両方に色々思い入れがある題材だと思うけど、どうにも描き方に男性的なにおいがぷんぷんとします。悠里(天海祐希)って母のはずなのに父のようでもあるからそう感じるのかもしれないけども。
引っ張るに引っ張ってやっとこ解き明かされた末っ子朋の正体。次回、朋の消失とともに色んなものがガラガラと崩れおちていきそうで野島節全開っぽい感じですね。落とし所をどこに持っていくのかが私にとっての見どころです。きっと最終回の悠里の演説は色んな意味ですごいことになるんだろうなあ。それこそ、刑務所慰問の時なんかめじゃないくらいのをぶっこんできそうだ。