宝物

長女は1歳5カ月の時、初めてディズニーランドに行きました。乗物なんてたいして乗れないけれど広い公園来てる気持ちでお散歩が楽しくできればいいなあぐらいの気持ちで行ったのです。そしたらですね、初日の夜中、寝てる長女の背中が異様に熱いのに気付き朝になって体温計借りて測ってみたらば、ビバ☆風邪っぴきといった感じの体温を測定。で取り急ぎ近くの小児科教えてもらって診察してもらったものです。ああ、なんでここまで来たのにスーパー行ってるのだろう…なんで天気もいいのにホテルに缶詰めなのかしらね、うふふ…などとおもいながらも食べた夕食のメロンのおいしさといったらこの先も忘れられそうにないです。
そんな散々な初ディズニーだったのだけど、そのときにミッキーのパペットのぬいぐるみを買ったんです。タオル地になっていて触ると気持ちいいしパペットは持ってて損はないはずと思い購入。それを予想外に長女が気に入り、寝る前の儀式として布団周りに並べるぬいぐるみ*1では常にレギュラー入り。次女出産のため里帰りした時も当然のように持ってきたものです。その後もちょっとお出かけするときであったり旅行する時であったりも持ち歩き。いつ何時もそばにおいて長女の成長を見守ってきたミッキー。他にもぬいぐるみはたくさんあったのに常にそばにいたのはパペットミッキー。どうしても汚れちゃった時は洗濯もしたし、そのせいなのか気がついたらまん丸のお顔がやや面長になってしまったけどそれでも長女の宝物には変わりがない様子です。授業で宝物を発表するとき、長女が選んだのはパペットミッキーでした。たくさんたくさん宝物になりそうなものはあるのにずーっと変わらず大好きなものは一緒。
大きくなって変わったこともたくさんあるけど変わらないことだってある。たぶんだけどここまでそうならばきっとミッキーを好きな気持ちはこの先も変わらないんだろう。見た目も中身もこれから先どんどん変わっていくけどこの子の根っこはきっと変わらないはず。ミッキーを見るたび、私はそれを思い出して接していきたいと考えるのでした。

*1:制限しないと全部持ってきそうだったから3つまでの約束だった。