空飛ぶ広報室

2010年という設定であれ?って思ったけど、原作で最後に震災に触れてるからなんですね。当初は2011年に出版予定だったけど、空自を出しておきながら震災に触れないのはというので刊行を1年延期して震災がらみのエピソードを持ってきたとのことだそう。なるほど、納得です。なので今後はドラマも震災に向き合うんだろうけど、どうなるのかちょっと注目したいです。
そして震災とそこからの復興という事を考えると、空井のキャラ設定がうまいなあと思うのです。彼は非が全くない事故によって思い描いていた未来が突然奪われてしまいます。しかし、彼は新しい人生を自分の足で歩んでいくんです。そういった空井の姿を被せてきてるのが面白いなあと思うのです。でもって綾野くんはそういう役がよく似合うのなんのって。日曜日はスペシャル綾野デーだよってことですよ。
柴田恭平のキャラがうざくてそれが見ててしんどかったです。彼は決して仕事ができない人ではないし心根が優しい上司なんだろうけど、あのキャラはイライラしてきちゃう。原作未読なのであれだけど、元々ああいうキャラ設定なのだろうか。